御宿場印めぐり

興津宿浮世絵
興津宿御所場印

興津宿(おきつしゅく)

徳川家ゆかりの寺院も多く、昔ながらの雰囲気がある興津宿は、歩いているだけでゆったりとした気分になれる場所。明治以降は元勲たちの別荘が建ち、「避寒地」として有名だったのも納得です。2004年に復元された「興津坐漁荘」を見学すれば、当時の雰囲気を身近に感じることができます。

興津坐漁荘記念館

坐漁荘は、西園寺公望71歳(大正8年)風光明媚な清見潟に臨む興津清見寺町に老後の静養の家として建てられた別邸です。設計は、住友本社の建築技師・則松幸十が行い、京都から大工を呼び寄せ建てられました。坐漁荘の名は、子爵渡辺千冬氏が中国の故事に因ります。居間からは、伊豆連山、三保の松原が庭越しに広がっていました。坐漁荘には、「興津詣」と称され訪れる政府要人が後を絶ちませんでした。

販売場所情報

住所
〒424-0206 静岡市清水区興津清見寺町115番地
TEL
054-369-2221
営業時間
平日(AM10時~PM5時)土・日・祝(AM9時30分~PM5時30分)
定休日
毎週月曜日休館日。(祝日の場合は、その翌日)
アクセス
JR興津駅 徒歩16分 静鉄バス清見寺バス停徒歩5分
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