御宿場印めぐり

日坂宿浮世絵
日坂宿御所場印

日坂宿(にっさかしゅく)

日坂宿は東海道五十三次品川宿から数えて25番目の宿。天保14年(1843年)の記録によると、本陣1軒、脇本陣1軒、旅籠屋33軒等168軒の家がありました。静岡県内22宿の中で、規模と人口の両面において、由比や丸子等とともに小さな宿ではあったが、東海道の三大難所の一つ日坂峠を控えた重要な宿でありました。日坂宿の家々はわらび餅を売り、足いたみの薬等を売るものも多かったと言われています。

日坂宿 川阪屋

川阪屋は日坂宿の一番西側にあった旅籠屋で、江戸時代の面影を遺す数少ない建物の一つです。江戸より招いた棟梁の手で、精巧な木組みと細やかな格子が造成されたといわれ、建物内の随所にも美しい細工が施されています。床の間付きの上段の間をそなえ当時一般の旅籠では禁じられていたヒノキ材を用いていることなどから、身分の高い武士などが宿泊した脇本陣クラスの格の高い旅籠だったと考えられます。

販売場所情報

住所
〒436-0003 静岡県掛川市日坂149
TEL
0537-27-2020
営業時間
10:00~16:00
定休日
土・日及び祝日以外閉館
アクセス
JR掛川駅・バス20分(日坂下車)
日坂宿 川阪屋
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